化学徒の考える、地震

どうもショコラです。

 

さて今日のテーマに入る前に先日の大阪で起きた地震の話から。

やはり複数のプレートに囲まれた日本の運命なのか、地震という自然災害からは避けられないのかもしれません。

特にプール沿いに建てられた壁が倒れてしまったことによりお亡くなりになってしまった9歳の女の子、あと1分早くそこを通り抜けてれば、あと1分遅くそこを通っていれば巻き込まれてなかったということを考えると不運だとしか思えないわけです。

しかもこの壁に関しては高さや支えとなる柱がないという規格外のものであったことからこのような事故を未然に防ぐ事は可能だったと思います。しかもその壁が建てられたのもだいぶ前の話、老朽も進んでいたと思います。

また地震の影響で水道管の破裂なんて話もよく聞きます。

 

これらの話を昨日のニュースで見た時にまず考えたのは、これらのことは今私が大学で学んでいることと少なからず関係しているということであります。

 

私、今大学で化学生命系学科の化学応用EPというところに属しております。

 

主に化学応用の勉強をしております。

化学応用って化学と何が違うの?という点について。化学というのは例えば新しい物質を開発するなどといった0から1を作る学問のことです(多分)。そして化学応用というのはその新しく作った1の物質について、どのような環境で反応させれば効率よく作れるか、また効率よく作る上で環境や安全面で問題ないのかを考える学問となります。要は1を10に増やす学問となります。化学が理学、化学応用が工学とカテゴライズできます。

 

特にどちらの方が大事というものはありません。どちらも大切です。

 

化学応用は大きく分けると環境、安全、反応、材料に分かれる(と思ってます)。そして今回の地震、安全や材料の分野に感じで色々思うことがあるわけです。

 

安全、これはあくまでも化学反応を進める上での安全分野であるので単に防災という意味というわけではないですが化学徒なる者、常に意識をしなければならないのは間違いないです。

 

実際、東北地震の時は工事の火災だとか原発など色々ありましたよね。今回の地震では特にこのような話は聞いてないので少し安心しております。

 

化学反応も工場の規模になればありえんくらいの熱量が出てきますからね。コントロールするのは極めて難しいのです。

 

材料、私たちの生活は合金であるとか金属などの材料のもと、生活をしているわけであります。もちろん金属は最強の物質なわけがなく、酸化することによる腐食、思いもよらない圧力がかかることによる疲労など様々な理由によっていつかは破壊されます。腐食はサビであるとか外見で判断ができるので破壊は未然に防ぐ事は可能です。金属疲労による破壊の原因は内部のひずみであるとか外見から判断はできませんが、もちろん未然に破壊を防ぐ事は可能です。いつ起きるかわからない地震に対しても何かしら対策を講じることは可能なわけです。

 

以上、化学を勉強する者の思ったこととなります。

 

私はただいま大学3年生であり、化学もだいぶ専門的な内容を扱ってはきますがまだ研究室に配属されているわけでもない、ただのひよっこでございます。専門とはほど遠いことしか化学の点からは言及できませんがここでとりあえず話は止めておこうと思います。

 

ツイッターでも言われていることですが今までの地震は3回目が本震であるだとか、これからも地震は続いていくと思います。皆さんの安全を祈っております。

 

極めて第三者からの楽観的な意見のように思えるかもしれません。ご容赦下さい。

 

実は関東でも群馬であったり千葉であったり地震が頻発しています。明日は我が身、こうのんびりしている場合では実はないのかもしれません。

 

化学だけの話ではなく、様々な分野においてこれから地震とどう向き合うか、大事なことなのかもしれません。

 

大学に入りある程度将来のことが確定しつつあるこのなか、今回の地震では色々考えることがあった、そんな次第であります。

 

ホントはここから別の話に移ろうかと考えていましたが、それは別のブログの時に書こうかなと思います。

 

まさかの初の画像なしのブログとなりました。終わります。